こんにちは!
ヤマTです。
前回、成績が伸びない勉強法についてお話しました。
読んでいない方はコチラをご覧ください。
https://yabajuku31.com/2023/09/03/%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%ae%e6%88%90%e7%b8%be%e3%81%8c%e4%bc%b8%e3%81%b3%e3%81%aa%e3%81%84%e7%90%86%e7%94%b1%e3%81%af%e3%82%b3%e3%83%ac%ef%bc%81%e9%96%93%e9%81%95%e3%81%a3%e3%81%9f%e5%8b%89/
今回は前回の間違いに対し、どうすればいいのかお話したいと思います。
ヤバ塾流 正しい勉強法とは?
❶「計画を立てていない」はどうすればいいのか?
もちろん、計画を立てるのですが、
いきなり「計画を立ててください。」と言われても難しいですよね?
そこで、初めは日にちごとに取り組む科目と単元を決めていきましょう。
必ず単元までは決めてください。
はじめは大雑把で問題ありません。段々、自分なりの計画を立てられるようになります。
いいですか?
日にごとに科目と単元を決める。
そこから始めましょう!
余裕がある人は、時間ごとにやることを決めていきましょう。
例えばワークを開いて、「このページは何分で出来るか?」を予想し
時間ごとにやることを決めていくわけです。
そこまで出来れば、完成度80%くらいになります。
それ以上の計画は、別の機会にお話ししましょう。
❷「欲張った計画を立てている」はどうすればいいのか?
計画を立てたてうまくいかない最大の原因は、
「欲張った計画を立てている」
ということです。
欲張った計画を立てると、消化できずに計画が崩れてしまいます。
そうすると、やる気が失せていきます。
ですから、ゆとりある計画を立てることを心がけましょう。
ゆとりある計画を立てて、
「余裕があれば他のことをやる!」
くらいの方がやる気が継続されます。
ポイントは、これくらいやれるかな?と思った量の
60%~80%くらいの分量にすること。
それくらいゆとりある計画を立てましょう!
❸「とにかく試験範囲を終わらせることを考えて勉強する」はどうすればいいのか?
試験範囲を一通りやったところで点数化されません。
勉強したところが点数化されるか考えてください。
勉強の目的は
分からないことを理解し、出来るようにすること
です。
決して試験範囲を終わらせることではありません。
試験範囲の内容を、
「これでもう出来る!」
と自信を持って言えるくらい取り組みましょう!
❹「分かったつもりで先に進んでいる」はどうすればいいのか?
コレは中高生に最も多い、本当に多い躓きです。
成績がアップする勉強の流れを確認してみましょう。
成績がアップする勉強の流れとは?
①分からないものを見つける
→これは問題をやってみて丸付けをすることで見つけれらます。
➁分からないものを理解する
→これは解説を見たり、人に教われば解決します。
③分かったものを繰り返し、自分でスラスラ再現できるようにする
→これは徹底反復することでクリアできます。
以上です。
ここで「分かったつもりになっている人」は、
➁で勉強がストップしている人です。
思い当たる節がありませんか?
世にある多くの塾も➁をメインに指導しています。
だから、「勉強しても出来るようにならない」という事態が起きるわけです。
更に言うと…
①と➁は、すべて③のための準備に過ぎません。
(ヤバ塾では③の行程をアウトプットと呼んでいます。)
①と➁は③(アウトプット)の予習です。
成績を伸ばしたい人は、必ず③(アウトプット)
をメインに勉強してみてください。
きっと成績が大きく上がるでしょう!
❺「一通り覚えて終わらせる」はどうすればいいのか?
社会や理科、漢字などの暗記で多いのが、
どうにか覚えただけで暗記を終わらせてしまう…
ということです。
暗記テストをやっていて
「あれっ、それ何だっけ??」
そんな感じで思い出すのに何十秒もかけて、やっと正解したものを
覚えたことにしてしまう生徒が多いと感じます。
でもそれはNGです。
試験では1問につき何十秒もありませんし、
そもそも思い出せないかも知れません。
暗記物は瞬間的に言えるようにしなければなりません。
ですから、一通り覚えてからが勝負です。
今回の試験から、ぜひ瞬間的に言えるまで暗記してみてください。
試験の結果が変わると思います!
❻「そもそも勉強時間が足りていない」はどうすればいいのか?
これは簡単ですよね?
勉強時間を確保してください。
そういう意味で計画を立てて、その通りにやることを誓うのです。
スマホ、ゲーム、マンガ…
色々と誘惑はありますが、それに打ち勝つ環境を作ることが重要です。
塾や図書館で勉強する、スマホを部屋の外に置いておく
など、工夫はいろいろと出来るはずです。
ぜひ挑戦してみてください!
やるからには徹底的に!
それです。
❼「学校の授業を聞いていない」はどうすればいいのか?
これも単純です。
学校の授業はきちんと聞いてください。
もしこれまで聞いていないのなら、
友達に頼んでノートなどの授業の資料を借りてください。
そして次回からきちんと聞いてください。
授業でやったことから多くの試験問題は作られます。
授業を思いきり利用してください。
❽「ノートをキレイに作っている」はどうすればいいのか?
ノートをキレイに作っても何もプラスになりません。
自己満足に過ぎません。
ノートをキレイに作る時間を、
成績がアップする行為に当ててください。
厳しい言い方をすると、
ノートをキレイに作る時間は無駄な時間です。
それを受け入れ、成績をアップさせましょう!
❾「徹夜で勉強している」はどうすればいいのか?
試験前などに徹夜で勉強している人は即やめましょう!
徹夜は効果的でないことが科学的に実証されています。
人間は、眠気が出ているとき(θ波が出ているとき)
に勉強するのが覚える効果が高いと言われています。
ですから、暗記物は寝る直前にしましょう!
そして暗記したモノが脳に定着するのが
寝ているときなのです。
眠っているときに定着する
それを踏まえると、徹夜はNGだと理解できると思います。
徹夜で勉強したことの多くは脳に定着しないのです。
だから試験で出てこないわけです。
眠い以前に、脳に定着しないのが問題です。
一夜漬けしたい気持ちは分かります。
しかし最低3時間くらいは寝るようにしましょう!
(※本当は計画的にやるべきですが…(笑))
いかがでしたでしょうか?
勉強はやり方ひとつで成果の出方が変わります。
どうせやるなら、少しでも多くの成果が出る方法で
やる方がいいと思いませんか?
ぜひ今回紹介した方法でやってみてください。
今回紹介したものは基本的ですが、効果は高いです!
ではまた!
ヤマT