こんにちは!
ヤマTです。

今回は「中学生が勉強しない理由」を考えてみましょう。
しない…というより、取り組めない…と言った方が正確かも知れません。

✓うちの子、家でゴロゴロして全然勉強しない
✓スマホ、ゲームばかりで困っちゃう
✓後でやるって、いつやるの?
✓受験の話をしても他人事で困っちゃう

お母さんにはこのような悩みがきっとあると思います。

しかし、前回お話した通り、「勉強しなさい!」という言葉は、
余計にお子さんのやる気を失くしてしまいます。

前回の記事をご覧になっていない方はコチラをご覧ください。
https://yabajuku31.com/2023/09/05/%e6%88%91%e3%81%8c%e5%ad%90%e3%81%ab%e3%81%8a%e6%af%8d%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%8c%e8%a8%80%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%93%e3%81%a8/

とは言え、「勉強しなさい!」と言いたくなる気持ちも分かります。

しかし、お子さんが勉強しない理由は人それぞれですが、
何らかの理由で「やれない」のかも知れません。

そこで今回は、「お子さんが勉強をしない理由」と
その対策についてお話します。

中学生が勉強をやらない理由5選とその解決策

中学生が勉強しない理由はさまざまです。
ですから一概には言えません。

しかし根底にある理由は5つに集約されます。
そこで今日はその5つを紹介します。

❶スマホ、ゲームでやる気が無くなってしまう

今の中学生に最も多いのが、
「スマホ、ゲームをしていたらやる気が無くなった」
ということです。

うんうん…と、納得するお母さんも多いでしょう。

スマホやゲームの怖いところは、やっていた時間だけ勉強しないわけではなく、
その後の時間もボーっとしてしまったり、やる気が失せてしまったりすることです。

つまり、スマホやゲームに夢中になると、
その日がつぶれてしまう可能性があるわけです。

この場合は次の対策を立ててください。

①集中できる環境を用意する

「部屋に行くときはスマホを持って行かない」や、「時間を決めてお母さんが預かる」などです。

しかし、それでもダメな場合は塾を利用してください。
塾では強制的にスマホをしまうようになっています。

ですから、少なくとも授業中はスマホから離れることが出来ます。

ただし、塾の自習室や図書館は安心できません。
隠れてスマホをやっている可能性があります。

利用するなら、大人(他人)が常に管理している環境を利用してください。

➁計画を立てる・厳格なルールを作る

「勉強・スマホスケジュール」みたいな感じです。
勉強の時間とスマホをやっていい時間を明確にします。

そして、それをお子さんに決めさせることがポイントです。
破った場合はスマホ没収などの、ペナルティーを用意してください。

厳格なルール化はとても重要です。

例えば、お子さんが勉強しているときは、
お母さんも一緒にスマホを使わないようにするのです。

人と一緒だと意外と出来るものです。
お母さんも一緒に頑張ってあげて下さい。

❷勉強をやろうと思っても分からない

スマホをしまい、いざ勉強を始めようとしても、
いきなり分からない問題だらけだと、やる気が失せてしまいます。

それはお子さんが可哀想な状態と言えます。

解決策は次の通りです。

①誰かに聞いてみる

これはいろいろな意味で強力です。
お母さんであったり、友達であったり、先生だったり。

誰かと一緒に一緒に勉強するとはかどるものですし、
教えてもらえるメリットもあります。

➁塾を利用する

①と似ていますが、①より強力です。
専門家と一緒に勉強することは、非常に有益になります。

手を変え品を変え…
お子さんの勉強を鋭くアシストしてくれるでしょう。

③サブ教材を利用する

いま、無料で見れる動画などいろいろあります。
そういう基本的な教材を利用するのも一つの方法です。

自分に合ったものを見つけてみてください。

④もっと簡単な参考書を使用する

いま、基本中心の分かりやすい参考書がたくさん出ています。
一度本屋に行って自分で分かりそうな本を探してみてください。


※注意※
ただし、中3で正負の計算から忘れてしまった人など、
前の学年からやり直す必要がある場合は、必ず学習塾に相談してください。


❸勉強をやっても伸びない

この場合はお子さんは辛いと思います。
勉強やって来たのに伸びない…
やる気が無くなるのもある意味仕方ないことかもしれません。

しかし、やり方を変えれば伸びるのは事実です。
ぜひ、次の方法を試してみてください。

①勉強方法を見直す

伸びない理由は勉強方法に間違いがあるのです。

以前の記事を読み、あなたの伸びない理由を確認してみてください。
https://yabajuku31.com/2023/09/03/%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%ae%e6%88%90%e7%b8%be%e3%81%8c%e4%bc%b8%e3%81%b3%e3%81%aa%e3%81%84%e7%90%86%e7%94%b1%e3%81%af%e3%82%b3%e3%83%ac%ef%bc%81%e9%96%93%e9%81%95%e3%81%a3%e3%81%9f%e5%8b%89/

当てはまりましたか?

当てはまって項目があったら、次の記事を読んでください。
その対応策が書いてあります。
https://yabajuku31.com/2023/09/04/%e3%83%a4%e3%83%90%e5%a1%be%e6%b5%81-%e6%88%90%e7%b8%be%e3%81%8c%e4%bc%b8%e3%81%b3%e3%82%8b%e5%8b%89%e5%bc%b7%e6%b3%95%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/

伸びる勉強は必ずあります。
正しい勉強方法で挑戦してみてください。

➁環境を変える

これは塾に入る、塾を変えるということです。

自分でやることに限界を感じている場合は、塾に入るのも一つの方法です。
塾に入って劇的に変わる子がいるのも事実です。

一方、塾に入っていて、塾の指示を守って、努力もしているのに成績が伸びない…
この場合は塾を変えた方がいいでしょう。

ただし、塾の指示を守らない、欠席が多いなどは
塾どうこう以前に自らを反省すべきです。

とにかく、やっても伸びないときは、反省すべき点は反省し、
第3者に勉強法を見てもらい、修正してもらうのがいいでしょう。

❹そもそも勉強のやり方が分からない

やり方が分からないのならば、勉強のやりようがありませんよね。
教科書を目の前に何をすればいいのかわからないとボーっとしてしますでしょう。

そこで次をやってみてください。

①基本的な問題集をやってみる

この時のポイントは参考書(解説書)ではなく、
問題がたくさん載っているいわゆる「問題集」です。

その問題集を解いてみてください。
そして丸付けをし、間違えた問題を繰り返しやってみてください。

それで動き出すことが出来るでしょう。
あとは、「身に付けることを目的」として自分なりに工夫してください。

教材を選ぶときは、自分にとってやや優し目のものがいいです。
敷居を低くして取り組んでください。

➁親と一緒に勉強する

①をやってもうまくいかないときは、
お父さん、お母さんの力を貸してあげるべきでしょう。

自分の経験をもとに、
お子さんにやり方、勉強を教えてあげて下さい。

ただ、我が子ゆえに感情的になることがあるかも知れません。
「こんな簡単なのが分からないのか!?」
なんて思うかも知れませんし、つい口に出してしまうかも知れません。

感情的になってしまったら、
お子さんの勉強から離れた方がいいかも知れません。

また、子どもの勉強がだんだん難しくなってきて
教えるのが困難な場合があるかも知れません。

その場合は次を検討してくてください。

③塾に入る

やはり他人の力を借りるとうまくいくことが多いです。

そして入塾の際、現状をしっかり伝えて、また塾の話をよく聞いて
「我が子の成績を伸ばしてくれるな…」
と感じたところを選んでください。

あとは塾に任せっきりではなく、
塾と二人三脚で、お子さんのために一緒に頑張ってください。

❺自己肯定感が低い

これまでの経験や成績、親や先生、友達の評価などで
自分に自信が持てなくなっている場合があります。

そして、気力が失せ、
積極的に勉強などが出来なくなってしまっているかも知れません。

「でも」「だって」「どうせ」という、いわゆる3Dをよく口にして
自分を信じられなくなっています。

このときは注意が必要です。
次のことを意識してみてください。

①小さな挑戦を繰り返す

「英単語を1分で2個覚える」、「1分で計算問題を3問やる」など
比較的小さい挑戦を繰り返しましょう。

壮大な目標はいりません。
小さな目標でむしろ確実に達成できそうなところから始めてください。

小さいからこそ、動き出せるのです。

➁小さな成功体験を積む

自信を取り戻すのにはこれはとても重要です。
どんな小さいことでも構いません。

そして①の達成を喜んでも構いません。

✓英単語を1分で2個覚えららた
✓1分で3問中、2問ミスなく計算できた
✓昨日書けなかった英単語が5個書けた
など…

そのとき、

それを実感させてあげてください。
そして、一緒に喜んであげることです。

自己肯定感のない人は自分の成功に気づかないもの。
ぜひ、成功を教えてあげて下さい。

③失敗を成長の糧とするようにする

失敗すると、「もういいよ」となるかも知れません。
しかし、結果が出る前(これから挑戦しようとしているとき)に

「もしダメでも、またチャレンジしようね!成長できるから!」
みたいな話を予めしておくのです。

そして失敗しても安易ごともなかったかのように、
「さあ、もう一度頑張ろう!」
と声掛けするのです。

きっとお子さんはもう一度挑戦してくれるでしょう。

※注意※
自己肯定感の低い子は、出来る限り一緒に勉強してあげて下さい。
そして一緒に目標を立て、成功したら思いきり喜んであげて、失敗しても
成長の一歩だと場の空気を作ってください。

お子さんは、必ず変わっていきます!


いかがでしたでしょうか?
お子さんが勉強しないのには必ず理由があります。

その理由ごとに、対応策が違います。
ぜひその対策を一緒にしてあげて下さい。

お子さんは必ず変わります。

ではまた!


ヤマT