こんにちは!
ヤマTです。

柏と四街道で学習塾をしています!
詳しくはHPをご覧ください。
https://yabajuku31.com/

私は子どもの成績を上げるための親の役割は
❶勉強をする環境を作ること
❷正しい勉強法を身につけさせてあげること
この2つであると考えています。

その❶の「環境を作る」について考えてみましょう。

今日は栄養面です。

受験塾などで栄養指導をしているところはほぼ皆無ですが、
実は、ものすごく重要です。

そして私のアドバイスの特徴は
「食べさせない方がいいものにフォーカスすること」です。

学校から帰ってきて塾に行く前、
部活をやってきたから、お子さんはお腹ペコペコ。

そんなとき親心から、

おにぎりを作ってあげたり…
サンドイッチを用意してあげたり…
栄養満点のけんちんうどんを作ってあげたり…
ご飯山盛りにしたり…

これは中学生の家庭では普通のことですよね?

私も中学生の時、母が用意してくれました!

でも、これはお子さんの集中力を削いでいる…
としたら、いかがですか?

実は、
ご飯、パン、餅、うどん、ラーメン、蕎麦
これらを食べると眠くなったり、脳の働きが極端に悪くなったりするのです。

これらに共通するものは…
そう、糖質です。

過剰な糖質は凄まじい威力で
子どもの集中力、やる気を失くします。

塾に着た瞬間に机で眠る生徒
授業中にウトウトしてしまう生徒

これらの生徒の共通は
①甘いものを食べる
②清涼飲料水を頻繁に飲む
③授業前に満腹にしてくる
④スナック菓子をよく食べる

このような共通点があります。
 
ここで疑問です。糖質を摂ると何が起こるのか?

これは血糖値の乱高下です。

血糖値の乱高下が集中力ややる気の低下を招くのです。

だから少なくとも勉強の前に糖質を摂るべきでないと言えます。

一方、糖質制限に賛否あることは私も知っています。

以下でその見解への対策を述べます。
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しかし、否定している人の意見は

①脳のエネルギー源になるのはブドウ糖だけなので、糖質を制限するとよくない
②栄養が偏る

大体この2点に集約されています。

①に対しては
対策・見解は2つあります。

(1)完全糖質カットではなく、摂取量を減らす
こういうやり方です。

(2)しかし、①の情報は医学的な見解として古いとも言われています。
要は、脳のエネルギー源がブドウ糖だけという考えが古いというものです。

糖が不足すると、体内の脂肪を燃焼させて、
肝臓でケトン体という物質をつくります。

このケトン体が脳のエネルギー源になることが分かっているのです。

糖が不足すると、ケトン体をつくりだすために、
脂肪が燃焼するので

ダイエット効果も期待できるということです!

②に対しては次のようにすれば問題ないそうです。

良質なたんぱく質を適量と良質な脂質、食物繊維を十分に取るのです。
総カロリーを十分に摂れば、全く問題ないと言われています。

肉類、野菜、豆類、チーズ、バター、ココナッツオイル、キノコ類です。

これらを十分に摂れば超健康体になると言われています。
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お子さんの糖質をゼロにする必要はないと思います。
しかし、勉強の前は避けた方がいいと思います。

その分、お鍋で野菜と鶏肉、キノコをたくさん食べましょう!

バターやチーズ、ナッツ類、ココナッツオイルで
良質な脂質も摂ってください。

必ずお子さんが変わります!
落ち着いて、集中力が出てきます!!

蛇足ですが、糖質過多になると
「糖化」という化学変化が起こります。

この「糖化」は老化の原因物資である「AGE」という物質を作ります。

この「AGE」の悪影響をもっとも受けるのが
美容に密接な関係のある「コラーゲン」だそうです。

つまり、
糖質を摂りすぎると老化が早まる…
という恐ろしい事態を招いてしまうのです!

そんなこともありますので、
ぜひお子さんとお母さん二人三脚で糖質制限に挑戦してみてください!

中高生に栄誉指導をするべく、
栄養学の本を読み始めたのが1年前です。

それから本や論文など30冊以上読んで勉強しました。
自信をもってお勧めします!

最後に大切な注意を。

糖質制限する際は、必ず代替栄養を十分に摂ってください。
単にご飯、ラーメンなどの主食を抜くのは止めましょう。

質問などがありました、
私がお答えできる範囲ですが、お答えします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた!


ヤマT