こんにちは!
ヤマTです。

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今日は英語の勉強の仕方についてお話しします。
特に長文問題です。

生徒が勉強しているところを見ていると
解説を前から読んでいることに気づきます。

しかし、必ずしも前から読む必要はありませんし、
時には前から読んではいけないときすらあります。

その理由をお話しします。

長文問題には語彙に関する問題、文法に関する問題、
内容に関する問題等があります。

この中で語彙、文法は前から読んでも差し支えない場合が多いです。

しかし、内容に関する問題は
余程配慮された参考書でない限り、前から解説を読まない方がいいです。

まず、語彙・文法についてお話ししましょう。

語彙・文法は問題の本文がなくても
解答できるものが多いです。

その場合は解説を前から読んでも構いません。

しかし、わからない単語があるときは
辞書などで意味を調べてから解説を読んでください。

では内容に関する問題は基本的に前から読んではいけない理由を
お話ししましょう。

いま手元にある、ある大手予備校が出版している問題集の解説を見ています。

すると案の定、本文の内容を日本語で解釈して、
日本語で解答の根拠が述べられています。

そこが巧くありません。

これは英語の上級者向けの解説です。

つまり、長文の解釈を自力でできる人が
読むべき解説なのです。

しかし、ほとんどの人は解釈を完璧にできていないはずです。

もしできていれば、ほぼ全問正解できるハズだからで、
恐らくは実質的に解説を読む必要がないと思います。

本文の解釈が出来ていないのに、
解釈された日本語の解説を読んでも英語の勉強になりません。

もはや国語の問題と言えるでしょう(笑)

これが前から解説を読んではいけない理由です。

ではどうすればいいのか?

まず、解釈の解説や本文の読み解き方の解説を読み、
解釈が出来るようになってから、日本語訳を読んでみます。

それから設問の解説を読みましょう。

そうすると設問の解説が不要になるかも知れません。

特に共通テスト対策には効果的です!

それが終わったらもちろん、
意味を取りながら徹底的に音読をします。

それで復習はバッチリです!

参考までに、徹底的な音読とは、
回数で言うと30回~50回、もっとの場合もあります。

すらすら読めること、意味が前から取れること、
最終的にほぼ暗唱できること。

それが音読終了の目安です。

英文に対し、毎回そこまでやると
英語の成績は爆上がりです(^^)

ぜひ妥協せずに頑張ってください。

ではまた!


ヤマT