こんにちは!
ヤマTです。
千葉県柏市で学習塾をしています!
詳しくはHPをご覧ください。
https://yabajuku31.com/
今日は子どもの成績を上げるために必要なこと
『子どもの自立!』
についてお話しします。
自立…
最近教育機関でよく使われているようですが、
本当に自立を意図した教育をしているのか
半信半疑な人も多いと思います。
「うちの塾は自立学習を大切にしています!」
そう謳っている塾、増えてますよね?
もしそれが本当なら、(本当に子どもたちが自立していたら)
その塾の生徒は超優秀な生徒ばかりでしょう。
本当に生徒が自立したら、
成績なんてあっという間に伸びますからね。
「自立させること」はそれほど強力なパワーを持っています。
だから、真っ当な塾は、
子どもの自立を促す指導に一番力を入れるはずです。
そういう塾では、
テスト対策ばかりさせないと思います。
テスト対策を無理やりさせても、一時は点数が上がるかも知れませんが、
何の実力もつかないことを知っているからです。
でも、実際はほとんどの塾で「自立学習」は機能していないと思います。
「自立学習」と言いながら、
単に自習メインにしているだけ…
そんな塾がほとんど。
理由は「自立」ということのゴールが
明確になっていないのだと思います。
私から言わせれば、
「自立の意味」を曖昧に広く捉えすぎている
ということになります。
何を以って「自立」と言うのでしょうか?
まずはそこからです。
私の塾ではこう考えています。
自立とは、
「結果の原因を人の責任にしないで、自分の問題と理解できること」
例えば…
【事例❶】
「試験の点数が悪かった」という事実に対して
自立している生徒は、
→自分の勉強が足りなかった
→だから次こそは、十分な勉強をして、結果を出す!
こんな感じで改善策まで考えます。
一方、自立していない生徒は
例えば、
→試験範囲が広すぎた
→・・・・・(改善案が出せない)
他人のせいにしているので改善策が出せないのです。
他には、
→塾でやった範囲と、出たところが違った
→・・・・・(改善案が出せない)
【事例❷】
「部活の大会が伸びて、時間が取れず宿題が出来なかった」という事実に対して
自立している生徒は、
→宿題が出てから今日まで、時間がなかったわけではない。
→部活の前とか、少しでも時間があるときにやるようにしよう!
こんな感じで考えます。
一方、自立していない生徒は
例えば、
→部活が忙しかった
→・・・・・(改善案が出せない)
【事例❸】
「授業の内容が分からなかった」という事実に対して
これに対し、自立している生徒は、
→授業中聞いていないときがあった
→もっと集中しよう!そして、家でもう一度考えてみよう!
こんな感じで考えます。
一方、自立していない生徒は
例えば、
→先生の説明が難しかったから、仕方ない
→先生が悪い・・・・・(改善案が出せない)
いかがでしょうか?
自分のことを自分の責任と受け止めている子と、そうでない子。
明らかに差がつくと思いませんか?
その思考を、親が助長している場合もあるのです。
成績が悪い
→塾の教え方が悪い
→塾を変えよう!
そして、そういう家の子ほど、
成績が悪くて怒られそうになると、
塾や学校のせいにするための理由を作り出します。
「質問しても分かるように教えてくれなかった…」
などと。
塾を変える、変えない
は、家庭の判断です。だからそれには何も言いません。
でも、そんな理由で頻繁に変えていても
同じことを繰り返すだけ!
まずは、子どもに「自分の責任」と「責任を取ること」
を教えなければなりません。
≪今日のまとめ≫
子どもの成績を本当に上げたいならば、
子どもを自立させなければいけません。
そして、「自立する」とは
自分のことを自分の責任と受け止めるようになること!
ではまた!
ヤマT