こんにちは!
ヤマTです。

柏と四街道で学習塾をしています!
詳しくはHPをご覧ください。
https://yabajuku31.com/

今日も暖かいですね。

暖かいのは嬉しいですが、
寒暖差は体の負担になります。

受験生は特に体調管理に気をつけてください!

さて、昨日『自立』について書きました。

まだ読んでいない方はコチラ↓

今日は『自立の重要さ』を改めてお伝えするために
昔の教え子の話をしましょう。

理工系の名門東京工業大学志望の高3女子です。

毎回、授業の後20~30分は残って、
質問をして帰るのが日課でした。

頑張り屋なので、
何とか合格させてあげたいと思っていましたが、

状況は基礎力不足と荒っぽさ
それが原因で、正直少し厳しい状況でした。

それでも、『絶対に合格したい!!』という思いが強いし、
本当に頑張る子なので、期待を込めて、少し厳しめの課題を課しました。

その課題に関する質問で、
毎回授業後に居残りをしていたわけです。
 
その子は本当に頑張っていました。
凄かったです!!

しかしある時を境に
まったく質問に来なくなりました。

もちろん、授業は参加しています。

でも質問には来ないのです。

これは、なぜだと思います???

実は、私はこの瞬間を待っていたのです。

これは、彼女の成績が異常に伸びるシグナル
です。

成績が伸びだす少し前に、
生徒は質問に来なくなるのです。

毎日のように質問に来ていた生徒が、
突然質問に来なくなる…
 
もちろん、たまには質問に来ますし、雑談しにやってきます。

しかし、質問はほとんどしません。

質問の内容も以前の様に「何もかも聞く」ということから、
自分の理解を確認する程度になります。

私からすれば、寂しくもあり、嬉しくもあります。
でも、やっぱり嬉しいです!!

私は教え子に、余程の初心者を除き、問題の解き方を教えません。
質問に来ても、「理論の意味」しか教えないのです。

理論の意味を自分で理解できるようになった

そういうことなのです。

そして、理論の意味を自分で考えられるようになると、
数学は楽しくなります。

もう放っておいても伸びるでしょう。

ここで大切なことは、

「出来るようになった」 ➡ 「質問に来なくなった」

という因果関係ではないということです。

「自分で考えようという自立心が出た」 ➡ 「成績が伸びる!」

ということなのです。

分からないと、考えもせずすぐ答えを
聞く子どもが増えています。

出来ないと

「やり方を教わっていません」
と、言う生徒…

それではやはり伸びません。

「成績が伸びる…」ということは、

やっていないことが出来るようになることです。

「勉強は教えてもらうこと」

そう考えている人は、
「教わった問題(内容)の6割程度」しか点数になりません。

お子さんに伸びてほしいならば、
ぜひ「自立させること!」を目指してみてください!

因みに、その教え子…

無事に東工大に合格しました!

私は最高にうれしかったです(^^♪

ではまた!


ヤマT