こんにちは!
ヤマTです。

千葉県柏市で学習塾をしています!
詳しくはHPをご覧ください。
https://yabajuku31.com/

昨日の続きです。
『ともや』がどうなるのか…

では行ってみましょう!

いよいよ私の塾に入会することになった「ともや」。

入会時点では、本人もお父さんも、「医学部なんて絶対にムリ!」と思っていました。
しかし、医学部に合格するために頑張ることになりました。

いよいよ指導スタートです。
私はいつも、新入会生と面談を行います。
かなりじっくり行います。

そして

考えていることや性格、勉強に対する思い、
大切にしていること、勉強のクセ…など

生徒のことを知ることから始めます。

もちろん
ともやとも、じっくり話しました。

ともやは、

「思い込みが激しく、ミスも多い」

そして何より、

「本当に素直」

これがともやの性格(性質)でした。

そして、いよいよ授業に合流しました。

授業中の様子や復習の状況などを見ながら、
よりともやのことを理解していきました。

忘れていることが多かったことと、
やはり計算ミスが多かったことが少し気になりました。

そして、入会して1か月が過ぎた頃、

私はともやに
「医学部に本気で行きたいか?ともやが医学部に行く唯一の方法がある。」
と言いました。

素直なともやは、当然こう言いました。

「行きたいです!僕が医学部に行く唯一の方法って何ですか?」

私はこう言いました。

「東大理Ⅲを目指すんだ。」

ともやは、目をパチクリさせて、

「はい?」

と聞き直してきました。
それもそのはずです。

ご存知の方も多いと思いますが、東大理Ⅲは、日本で最難関の入試です。
どんなに頑張っても、合格できる成績に届かない人が大勢います。

東大理Ⅲに合格するために、難関の中高一貫校に中学から通い、
中一から猛勉強をしている人がたくさんいます。

それでも、合格できない人が本当にたくさんいるのです!

そうです。
今のともやが東大理三を目指すことは、

学年でビリから早慶文系を目指すことより遥かに無謀な挑戦なのです。

それをいきなり言われて高1の男の子が戸惑うのは当たり前です!

しかし、
「僕でも東大の理Ⅲに合格できますか?本当に合格できますか?」

私は「もちろん!」と言い、更にこう言いました。
「ただし、先生の言ったことの8割を確実にやることが出来れば…だよ。やるか?」

しばらく考えて、ともやは決断しました。

「やります!!!」

ここから私とともやの熱い二人三脚の戦いがスタートしました。

後にともやは、大成長を遂げます。

ただ、私はこの時のともやの「目と返事」で、
理三に合格できると確信しました。

因みに、私はなぜ

「ともやが医学部に合格する唯一の方法が東大理Ⅲを目指すこと」

と言ったと思いますか?

私の発言が正しかったかは分かりません。
もっと別の方法があるのかも知れません。

ですから、「正解」ということではありません。
ただ、私が何を意図してこんな無謀なことを言ったのか、考えてみてください。

成績急上昇のヒントになるかもしれません。

さて、次回はいよいよともやの成長と入試の全貌をお伝えします。

乞うご期待!!

ではまた!


ヤマT