こんにちは!
ヤマTです。

千葉県柏市で学習塾をしています!
詳しくはHPをご覧ください。
https://yabajuku31.com/

どんよりとした天気ですが、
今日も元気に行きましょう!

では、昨日の続きです。

医学部に行きたいが、とても医学部に合格できるレベルでないともや。
そんなともやが医学部に合格するための唯一の方法は

「東大理Ⅲを目指すこと」

そんな非常識なアドバイスに戸惑いながらも、
「目指す決意」を固めました。

では、続きです。

さて、東大理三を目指す決意を固め、何をするべきか?

私がともやに課したのは、

「授業の復習の徹底」だけです。
ポイントは2つ。

❶私の解法に対し、『なぜそのように考えるのか?』その意味を考え、理解すること。

❷❶を終えたら、見た瞬間に解けるくらい反復練習すること。

授業で解説されたすべての問題に対し、❶と❷を徹底させました。

そして、英語についても、授業でやった内容を、
スラスラ出来るように復習するように指示しました。

時間的には、毎日1時間~せいぜい2時間程度です。
(高1として、決して多い時間ではありません。)

ともやは、「それだけですか?」と聞きましたが、私は「そうだ!」と答えました。

あなたはいかがですか?
東大理三を目指すには、もっと膨大な勉強時間が必要だと思いませんか?
(実は、それは間違った思い込みなのです。)

さてさて、素直なともやは、

私の指示を100%守りました。

そして半年後…

学校で受けた模試で、

なんと学年1位!!になったのです。

結果が返ってきた時のともやの第一声が忘れられません。

「何か、学年1位になっちゃいました(?!)」

なんで?僕が?間違い?
嬉しさより、そんな気持ちで満たされていました。

それはそうです。
何せ、中学入学以来、どんなに頑張っても、学年順位で真ん中にもなれなかった自分が、
たったの半年で学年1位になったわけですから・・・

でもまぎれもなく、ともやは学年1位の力を付けました。
因みに、高2の夏以降、すべての模試で学年1位を取り続けたのです。

ともやの復習は、しっかり出来ていたので、
高1の冬から物理と化学も開始し、入試準備を始めました。

勉強時間も自然と増えていきました。
高2の1学期には、あれだけ打ち込んでいた部活も、

「勉強したい!」
という理由で、自ら辞めました。

私は1回も、

「勉強時間を増やせ!」とか、「もっと復習内容を濃くしろ!」

そのようなことは言ったことがありません。
もう一度言いますが、ともやがやっている勉強は、❶と❷を徹底した(授業の)復習だけです。

ただ、ともやが考えていたことは、「先生をがっかりさせない」ということだと後に語ってくれました。
本当にともやは頑張りました。

私がともやを誇れる最大の理由は、

ともやが頑張りぬいたから!

疲れていても、眠くても、熱があっても…
ともやは勉強を止めませんでした。

そして、

東大模試で、全国7位を取るに至りました。

そしていよいよ入試です。

2月24日
東大の入試の前日。

最後の授業が終わり、ともやは帰るときに、私にあいさつに来ました。
そして、
「結果を出して、恩返しします!」
そんなことを言ってくれました。

ともやが頑張った姿を思い出すと、涙が出てきそうでしたが、
必死にこらえ最後の一言を伝えました。(何を伝えたかは、2人の秘密です)

そして25日。
東大入試当日です。
試験科目は、国語と数学。

そして試験が終わり、数学で大失敗したというメールが来ました。
第3問を3回も解き直したということです。
ただでさえ、時間が足りない東大数学では、致命的なミスです。

得意の数学での失敗ですから、精神的なダメージもあるはずです。

2日目の理科と英語に影響があってはいけないので、

「今までの成果として、理科も英語も最高点を取ってみろ!」

そう伝え、試験に挑ませました。

そして、数学以外は納得の出来で終えることができました。

東大の発表まで2週間あります。
かなり長いのですが、リラックスして待っていました。

途中、慶応医学部に合格したと連絡が来ました。

慶応の医学部は東大理三、京大医学部と合わせて3大難関試験で有名です。
東大理Ⅲに合格しても、慶応医学部に合格できない人もいます。

慶応は「納得の出来」ではなかったので、期待していなかったみたいですが、
出来ていなくても、合格する実力がついたということです。

私は、最高に嬉しかったです。

さて、3月10日。
東大の合格発表です。

13時過ぎに携帯がなりました。
「もしもし」そう出ると…

「先生、ダメでした。スミマセン!」

目の前が真っ白になりました。
凄くショックでした。

しかし、私が落ち込んでいることなど出来ません。
「胸を張って、慶応に進学しろ!」

そう伝えました。

さあ、そして3月13日、
再びともやから電話が来ました。

「どうしたんだ?」

そう思い、電話に出てみると、

「先生、東大の入試の結果が返ってきたのですが、合格まであと0.3点でした。」

たったの0.3点!!

私も、ともやも、悔しさが再燃してきました。
本当に悔しく、電話で2人とも一瞬無言になってしまいました。

数学で大失敗して、結果理三に合格できませんでした。
しかし、ともやは、私の最高に自慢できる教え子の一人です。

勉強が得意ではなく、医学部が絶望的だったのに、本当によく頑張りました。
今では、慶応大医学部に通っています。

これからも不屈の精神で頑張っていってほしいと思います。

次回、完結編です。
東大理三を目指させた理由などお伝えします!

乞うご期待!!

ではまた!


ヤマT